任天堂のゲームタイトルの声の収録は全部任天堂の本社内で行われるんだって
ちょろっとした小ネタですが、自分の知るゲーム業界やらの裏話なんかを今後少しずつ備忘録的に放出できればと思いまして。
んでタイトルの通り、もう数年前だけど友だちの声優が以前ファイアーエムブレムシリーズの作品に出演した時に聞いたんですが、ちょい役でも任天堂タイトルって全部京都の任天堂本社に声優が呼ばれてその中で声を収録するそうです。専用の超立派なスタジオが本社内にあるんだって。
普通はだいたい東京近郊の収録スタジオとかで行われるもんですが、任天堂だけ違うんだそう。
んでもって交通費やら諸経費やらも全部出てかなり大盤振る舞いだそう。
あと、追加の収録や修正が行われる時も全部向こうに呼び出し。その時の経費ももちろん出るそうで。
ゲームの声の収録って基本個別にやるから、有名声優が一堂に会して!とかはなりませんが、声優なんてほぼほぼ東京近郊に住んでるわけで、全員分の出演料プラス経費って相当なもんだと思いますが凄いですよね。
有名な話では、ゲームメーカーが任天堂ハードでソフトを出すには必ずマスターのロムを京都に直接提出に行かなければならなかったってのが昔からよく聞かれますが(今もそうなのかな…?)、とにかく任天堂は全部自分のところに1回集めないと気がすまないみたいですね。
まぁおそらく流出などを避けるためってのが大きいんでしょうが、だとしても凄い。ロム提出の話では参勤交代なんて言われてたりもしましたね。
昔でも郵送はできたし、今ならオンラインでデータなんて送れるのにそれらは信用しないってことなのかしらね。。。言わんとせんことはわからんでもないが、なかなかできることじゃないと思う。好意的に捉えればそれだけデータやゲームを大事にしている・真摯に向き合ってるってことなのかな。
収録スタジオの違いもさらっと書いたけど、普通収録スタジオなんてゲームのためや声優のためだけじゃなく色んな人が使うから、芸能関係の色んな会社の持ち合いだったり、大きな事務所所持のを借りたりするもんなんだけど、任天堂は自社タイトルのためだけに自社内にスタジオがあるってのがそもそもヤバイよね。
ちなみにFEは開発はインテリジェントシステムズで任天堂開発じゃないみたいなクソリ…意見も飛んできそうですが、まぁISは任天堂内にありますしね…
細かく分類すると難しいところではりますし自分もほかタイトルがどこまでどうか知りませんが、予測としてざっくりいうと任天堂パブリッシングで任天堂の看板の割合が大きいタイトルはだいたいこうなんじゃないかなぁという感じです。